今回紹介するのはゼンハイザーのMomentum True Wireless 2です。
3万円越えという完全ワイヤレスイヤホンの中でも高価格帯に位置していますが、ゼンハイザー最高クラスの音が楽しめるイヤホンとして非常に人気があるモデルです。
音にこだわりがある人だけでなく、長時間使っていても疲れない視聴環境を求めている人にとっても最高のイヤホンなのでぜひ参考にしてみてください。
もくじ
Momentum True Wireless 2とは?
「MOMENTUM2」はゼンハイザーの最上位モデルになる完全ワイヤレスイヤホンです。
その特徴は何といっても極上の音楽体験を味わえること。
AirPods Proなどの強いアクティブノイズキャンセリングは魅力的ですが、その分どうしても音質を犠牲にしてしまっています。
MOMENTUM2はノイズキャンセリングの強さを音質の邪魔をしない程度の強さに調整することで、音質と遮音性を両立しています。
その分音楽への没入感は凄く、より集中してゼンハイザーの臨場感のある音に入り込むことができます。
価格は高めですが音質やデザインは最高なので所有欲は圧倒的に満たされるはず。
中途半端なイヤホンを買って数年で買い替えることを考えたら、思い切ってMOMENTUM2を選ぶ方が賢い買い物かもしれません。
ららまろ
▼ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2 音質にこだわるならこれだ! ノイズキャンセリング搭載 完全ワイヤレスイヤホン
全体の評価
・ドイツの老舗音響メーカー・ゼンハイザーが75周年モデルとして送り出すのに相応しいハイクオリティのイヤホン。
・前作の課題だった再生時間や放電の問題をクリアし、今作はより完璧なイヤホンになっている。
デザイン・付属品
・ケースはファブリック素材を使っていてかなり高級感があってオシャレ。
・カラーはブラックとホワイトの2色展開でケースや本体のカラーが違う。
・装着感は非常にいい。前作よりもコンパクトになった分着け心地が良く感じる。
・イヤーピースは4サイズ。
操作性
・アプリでタッチ操作を好みに変更出来て使いやすいようにカスタマイズできる。
・タップすると音が鳴るため、何回押したのか分かるようになっている。誤操作がかなり少なくなる。
・長押しで音量の上げ下げができる。意外とこれが出来るイヤホンは少ないため助かる。
音質
・音質は空間表現が良く聴き心地が良い。
・低音はゼンハイザーらしく重心が低くて量感もしっかり感じられる。
・低音が重たいと中高音が埋もれてしまうことが多いが、決して他の音を邪魔しないように調整されている。
・中音、高音も柔らかさがありつつも明瞭で聴き心地がとてもいい。
・全体的に柔らかな質感で、バイオリンは滑らかに聴こえて響きも良い。
・長時間聴いていても疲れにくく、没入感のある音質で音楽を楽しみやすい。
・ジャンルとしてはクラシックやジャズに向いている。ロック系も低音が楽しめて良い感じ。
ノイズキャンセリング
・今作は2つのノイズキャンセリングを組み合わせている。
・パッシブノイズキャンセリング:イヤホン自体の遮音でノイズを少なくする。
アクティブノイズキャンセリング:騒音の逆位相の音で騒音を打ち消す。
・パッシブで遮音性を高めてそれでも入って来てしまう音はアクティブで打ち消すという考え方。
・ノイズキャンセリングによる音質の低下をうまく回避している
・アクティブノイズキャンセリングの効き目自体はそこまで強くないため、圧迫感などがなくなっている
・使いやすい。ノイズキャンセリング特有の不快感が少なく、音質も違和感がない。
・NC自体は強くないものの、自然なノイズキャンセリングになっていて使用感は一番。
外音取り込み
・前作よりも外音取り込みが自然になり、より実用的になっている。
アプリ
・イコライザーは線の形を変えることで直感的に音質を変更することができる。
・作ったイコライザーは保存も可能。
・イヤホンを外した時に音楽が自動的に止まるように設定することも可能。
その他
・前作よりも再生時間が大幅にアップ。
ワタナベカズマサ
▼【完全に死角なし】待望のゼンハイザーのノイキャン搭載完全ワイヤレス!Momentum True Wireless 2がキター!!最強モデルに進化してる件。
全体の評価
・デメリットがない完璧なイヤホン。使っていてマイナスに感じる要素がない。
・高価格帯イヤホンではあるが、それでもおすすめできるほど完璧なイヤホン。
・前作はワタナベが2019のベストバイワイヤレスイヤホンにも選んでいた名作。VGPアワードでも金賞を受賞している。
・高級ワイヤレスイヤホンではあるが、音にこだわって快適に音楽を聴きたい人にはおすすめ。
デザイン・付属品
・ファブリック素材のケースは相変わらずオシャレ。
・バッテリーが大幅に進化。前作の数少ないデメリットだったバッテリーの少なさと放電問題が解消。今作では自然放電はなくなった。
・パッと見はデザインの変化はなし。並べてみると若干小さくなっているようには感じる。
操作性
・タップの感度が非常にいいので操作ミスはほぼない。操作はタップ数や長押しなどでイヤホンをコントロールするタイプ。
・モードの切り替えは非常にスムーズで音声アナウンスが無いので瞬時に切り替えることができる。
・両耳を3秒長押しするとペアリングモードに入り、スムーズにペアリングが可能。
音質
・もっと長く聴いていていたいと思うような音質。ボーカルとの距離が近く感じられ、アコースティック系の曲を聴くと心がおちつく。
・ロック系の曲はドラム音が気持ちいい。重厚感もあって中高音の伸びが良い。音の透明感や解像感も洗練されている。
・NCモードでも外音取り込みモードでも音楽の良さには変わりがない。ワイヤレスイヤホントップの音の良さ。
ノイズキャンセリング
・遮音性が非常に良い。NCを使っていなくても周囲の音をそれなりにシャットアウトできる。アクティブノイズキャンセリングを使うとさらに無音に。
・だたNCのパワーは強いわけではない。あくまで音楽を聴くのをより楽しむためのNCなので、音楽を邪魔しない強さに設定されている。
その他
・防滴・外音取り込みなどを搭載しているためトレーニング時にも使いやすい。
・マイク性能が上がっているので通話もクリアで聴き取りやすい。
KICKS/イマムラケンタ
▼この完成度は事件だ。SENNHEISER MOMENTUM True Wireless2
全体の評価
・そもそも前作がかなり良いイヤホンだった。
・音質はトップクラス。バッテリー持ちもよく、操作性もいいため特に言うことが無い完璧なイヤホン。
バッテリー性能
・前作はバッテリー持ちが悪く、ケースに戻してもデバイスと接続し続けて気付いたらバッテリーが消費されているといったことがあった。
・今作はそういった前作のマイナス面をすべて改善。接続のオンオフが素早く、バッテリー持ちが良いため充電に関して困ることはなくなった。
接続性
・接続性が前作よりもより安定。
・渋谷駅のホームを歩いていても1度途切れかけたくらいで、それ以外は接続が切れることはなかった。
音質
・発売時点でワイヤレスイヤホンの中では最も音質が良いイヤホン。
・音のバランスがよく、それぞれの音が埋もれることなくストレートに耳に届く。
ノイズキャンセリング
・パッシブとアクティブの融合を実現。耳栓と音の打ち消しの両面で無音にするため周囲の雑音をより自然な形でシャットアウトできる。
・操作性がよく、外音取り込みとNCの切り替えがしやすい。パネル操作のレスポンスが良く、タップした回数によってアラームが変わるため思った通りの操作が出来る。
せろりんね
▼【ノイキャン◎】オーディオ初心者も大興奮のワイヤレスイヤホンがこちらです。【MOMENTUM True Wireless 2】
全体の評価
・ゼンハイザーといえばマイクやヘッドホンが有名。どの製品も音質やデザインが良く、そこはMOMENTUM2も同じ。
・音質やデザインがとても良いのに、AirPods Proなどとそんなの値段も変わらないのも良いところ。
デザイン・付属品
・見た目が可愛い。見栄えが良い。低価格帯のモデルも小さくて良いデザイン。
装着感・操作性
・フィット感がすごく良い。イヤホンによっては付けていて外れたりするが、このイヤホンはその心配はない。
・基本的な操作はタップで操作する。NCなどの切り替えは左側、音量関係は右側をタップすると変えることが出来る。
・イコライザーの操作が分かりやすい。直感的にいじれるのが良い。
音質
・音質はめちゃくちゃ良い。低音がぼやけずに初めからしっかりと強調されている。
・高音がクリアですごく音質が良く聴こえる。
外音取り込み
・外音取り込みをするとすごく自分の声が聞こえてくる。
姉妹機との比較
・CXはノイキャンなしのモデル。
・CXはモメンタムと同じ音質。ノイキャンだけが無い感じ。
さいごに
MOMENTUM2は快適に音楽を聴くという事を突き詰めた最高のイヤホンです。
どうしても値段の高さに尻込みしてしまいますが、これさえ買っておけばいつでも最高の音楽体験を味わえると考えればそれほど高くないでしょう。
特にゼンハイザーサウンドが好きな人にはこれ以上の完全ワイヤレスイヤホンは無いと言っても良いでしょう。
またノイズキャンセリングがいらない人には廉価モデルのCX400BTもおすすめ。
音質はMOMENTUM2と同じなので、機能性を求めない人には十分満足できるイヤホンだと思います。
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【CX400BT レビュー分析】ゼンハイザー CX400BTがノイズキャンセリングなしでも最高な理由。
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